第一回 コオーディネーショントレーニング週間 その1
第三大島幼稚園では、コオーディネーショントレーニングに年間を通して取り組んでいます。
先週は、コオーディネーショントレーニング週間として、みんなでコオーディネーショントレーニングを行いました。
コオーディネーショントレーニングとは、一般的なスポーツにおけるトレーニングとは違い、脳と心に刺激を与えるためのトレーニングです。
ポイントとしては、運動の形や到達度といったことが重要なのではなく、確実に脳や心に刺激が与えられたかが重要です。幼児の場合は、形が手本通りに行えていたかというよりも、やってみようという姿勢(心の刺激)や、自分なりに考えて体を動かしてみる(脳への刺激)ことを大切にしています。
今回は、基本の動きである「くの字運動」「Sの字運動」「ラディアン」の動きを経験し、スラローム走やクローリングに取り組みました。
基本の動きは、回数を重ねるごとに動きが身に付いてきています。
スラローム走とは、コーンとコーンの間を走る動きです。
へびの動きをイメージしながら取り組みました。
クローリングは、肘をつけて這うような動きのことです。ワニの動きをイメージしながら行いました。
どちらも園庭や廊下に場を作り、こどもたちが自然と繰り返し取り組みたくなるようにしました。
繰り返し取り組む中で、「こうすると走りやすいな」「うまく進めるな」と動きを予測したり、
「次はこうやってみようかな」と考えながら試したりする様子がありました。
この姿がコオーディネーショントレーニングで大事なことです。
「親子わくわく園庭開放たいむ」として、親子でも一緒にコオーディネーショントレーニングを体験してもらいました。
親子で同じ経験を共有することが楽しさにも繋がりますね。
更新日:2025年07月03日 17:16:25